本日から5日間にわたって、愛知県相談支援従事者初任者研修における地域でのインターバル実習がはじまりました。
計画相談支援、障がい児相談支援を担う相談員の資格取得の研修であり、愛知県は県社協が企画運用しております。今年度春日井市内で申し込まれた受講者は13名。愛知県では全行程7日間(オンデマンド含む)の道のりとなります。
3年前から相談支援従事者研修のカリキュラムが改定され、7日間の間に、地域に戻り、基幹相談支援センターを自らが訪ね、事例について、それに伴う地域資源について助言をいただくことが追加されました。
ご自分の事例を通じて、春日井市内の相談支援体制を知り、地域自立支援協議会の役割、活用方法を学び、インフォーマル含めた地域の資源を確認していきます。また、春日井市では相談支援専門員の不足の事態をとらえ、今年度より初任者研修の受講料助成がはじまっているところです。
本日は午前3名、午後2名の方が基幹相談支援センターを訪れました。
私も地域アドバイザー代理として同席させていただきました。
初任者研修の獲得目標では、ご本人の思い、背景を知ることからはじまり、プランニングに至る「見立て」「手立て」をこれでもかというくらい、繰り返し学んでいきます。
サービス等利用計画が開始される前から存在するケアマネジメントの概論、ガイドラインと何ら変わっていないプロセス。
問題や課題にばかり焦点をあてるのではなく、そもそもその方がどのような思いや希望を持たれているのか、そのためには誰が何をどうするのか、ストレングス、エンパワメント、アドボカシーの視点を用いた手法。
サービスのパッケージではなく、その方の思いを叶えるためには、地域のインフォーマルな資源も組み合わせる重要性など、本日も受講者の皆様へあらためて伝わっていただけたら幸いです。
あと2日間を終えれば、あなたも相談支援専門員。ともに歩めることを楽しみに待っています。
今日は終日参加でしたので、総合福祉センター内「ロイヤル」で
基幹相談支援センターのHさんとランチをいただきました(おまけ談)